Selfboot化


このままCDに焼いたのではDCでは動きません。

BootCDを使った起動法もありますが、今回は

単体で起動できるようにします。

ここではSelfbootキットを解凍し、HDDのD:\Selfbootに

入れてあるとして話しを進めます。さらにそのフォルダの中に

dataというフォルダを作り、そこに展開したゲームのデータを

入れます。つまり、D:\Selfboot\data\"ゲームのデータ"

というような具合にします。

まず、バイナリエディタでゲームのデータのip.binという

ファイルを開きます。



この画像の7行目に1ST_READ.BINとあるのが分かりますね?

これがちゃんとあることを確認してください。

次にip.binと1st_read.binを1つ上のフォルダに移動します。

そして、CDRWINを起動してCDRにaudio.rawを焼きます。



読みこむトラックの追加で、このように選択し、OKを押します。

そして、新しいセッションの追加にのみチェックをして開始します。

次にドライブの環境を確認します。

DOS窓を開いてSelfbootフォルダに移動します。

そして、"cdrecord -scanbus"とコマンドを入力します。



この環境ではMITSUMIのCR-4805TEがCDRになるので、

この左側の数字の0,1,0というIDをメモしておきます。

次に、焼いたCDの2セッションの開始セクタを調べます。

CDRは先ほどメモしたIDのドライブに入れておいてください。

そして、DOS窓で、"cdrecord -dev=0,1,0 -msinfo"と

入力します。0,1,0は先ほどのIDです。



このようになるので、0,11702をメモしておきます。

ドライブにもよって0,11700となることがあるので、気をつけて下さい。

次に、DOS窓で、Binhackをします。binaryには1st_read.binを、

bootsectorにはip.binを、msinfo valueには11702を入れます。



このようになれば成功です。その後、1st_read.binをdataフォルダに

戻してください。ip.binは戻す必要はありません。

次に、2セッションのisoファイルを作ります。

DOS窓で、"mkisofs -C 0,11702 -V Game_title -l -o data.iso data"

と入力します。2,3分は待つと思うので気長に待っていて下さい。

Game_titleは、パソコンでCDを入れたときに

出るものなので、お好きなように。

次に、data.isoの先頭にip.binを差し込みます。

bootsectorにはip.binを、ISOにはdata.isoを入れます。



最期に2セッションの焼きです。CDRWINの

バックアップ,ツールを選択します。

Record an ISO9660 image fileを選択し、イメージファイルには

data.iso、ディスクタイプはMODE2,トラックモードはCDROM-XA

にします。



画像の設定はバグってます。

これでOKを押せば出来あがりです。出来あがったCDを

DCに入れて起動してみましょう。


戻る